クルーズ船のランク分け?カジュアルクラス、プレミアムクラス、ラグジュアリークラスそれぞれの特徴をざっくり解説!
どうも、クマゴロ(@kumagoromi123)です。
今回は「クルーズ客船のランク(クラス)」について。
クルーズの世界では数多ある客船を主に船会社単位で3つのグループに分けて紹介することが多いです。
- カジュアルクラス(カジュアル船)
- プレミアムクラス(プレミアム船)
- ラグジュアリークラス(ラグジュアリー船)
この3つです。
場合によっては3つ目のラグジュアリークラスを細分化して4つ目の「ブティッククラス(ブティック船)」と呼ばれるクラスに分け、4つのランク分けで見る場合もあります。
この記事ではそれぞれの特徴についてざっくり書いています。
クルーズ客船のランク1:カジュアルクラス
まずはカジュアルクラスから。
カジュアルクラスの特徴
家族でも楽しめるよう子供向けのイベントが豊富だったり、ロッククライミングやウォータースライダーのような大がかりな設備を設けたりと、エンターテイメント要素が強いのが特徴です。
また、乗客が4000人~5000人を超えるような大型の船が多く、全体的にリーズナブルな船旅を売りにしているのがこのクラスの特徴です。
クルーズ客船の中でカジュアルクラスの船(または船会社)が最も多いと言われています。
【カジュアルクラスのポイント】
・大型の船が多い(15万~20万トン以上)
・クルーズ料金がリーズナブル(1泊あたり1万円前後)
・家族向け、クルーズ初心者向け
・エンターテイメント要素:強
・1人当たりのスタッフ数:少
こんな感じです。
カジュアルクラスの船会社
代表的な船会社として、
- ロイヤルカリビアンインターナショナル
- コスタクルーズ
- ノルウェージャンクルーズライン
- MSCクルーズ
- カーニバルクルーズライン
といった船会社が挙げられます。
我が家が乗船した「オアシスオブザシーズ」や「ノルウェージャンエピック」もカジュアルクラスの船です。
旅行記も書いているので良ければ併せてお読みくださいませ。(一部鋭意執筆中…)
クルーズ客船のランク2:プレミアムクラス
次はプレミアムクラスについて。
プレミアムクラスの特徴
家族みんなでワイワイガヤガヤというよりは全体的に落ち着いた雰囲気&優雅な旅を売りしているのがこのクラスの船になります。
落ち着いた、と言っても1000人~3000人前後乗れるような中型の船が多く、船内のイベントや設備もカジュアルクラスに勝るとも劣らず充実している印象です。
また、カジュアルクラスに比べて料理やスパにより力を入れていると言われるのもプレミアムクラスの特徴です。
【プレミアムクラスのポイント】
・中型の船が多い(10万トン前後)
・クルーズ料金はやや高め(1泊あたり2~3万円前後)
・優雅な船旅が楽しめる(料理、スパetc)
・エンターテイメント要素はカジュアルと負けず劣らず
・1人当たりのスタッフ数:中
プレミアムクラスの船会社
プレミアムクラスに属する船会社は
- プリンセスクルーズ
- セレブリティクルーズ
- ホーランドアメリカライン
主にこの3つが挙げられます。
このうち、「セレブリティクルーズ」については実際に乗船しました!
オアシスオブザシーズやノルウェージャンエピックと同様に旅行記も書いてます。
また、プリンセスクルーズとホーランドアメリカラインについては実際の旅行ではないものの、「船内見学会」という形で実際の船を見てきました。
船内のイメージが見てみたいという方はこちらも併せてご覧ください。
クルーズ客船のランク3:ラグジュアリークラス
最後にラグジュアリークラスについて。
ラグジュアリークラスの特徴
プレミアムクラスよりももっと優雅で至れり尽くせりな船旅を提供してくれるのがラグジュアリークラスの船です。
比較的小型な船(乗客数百人~1000人程度)で料理や接客など、最高級のサービスを売りにしているのが特徴です。
スペシャリティレストランや部屋の中のミニバー、アルコール含めたドリンク類もクルーズ料金に含まれている船会社もあります。(通常、スペシャリティレストランやアルコール類は有料の場合が大半です)
【ラグジュアリークラスのポイント】
・小型の船が多い(数万トン前後)
・クルーズ料金は高め(1泊あたり5万円前後)
・全室スイート、完全オールインクルーシブの船もあり
・エンターテイメント要素:少
・1人当たりのスタッフ数:多
ラグジュアリークラスの船会社
- クリスタルクルーズ
- キュナードクルーズライン
- シルバーシークルーズ
- ポナン
- オーシャニアクルーズ
などがラグジュアリークラスと呼ばれている船会社になります。
(2018.7.16追記)
高級ホテルで有名なリッツカールトンがクルーズ業界に参入することになったようです。
まで後悔は始まっていませんが、サービスや値段的に見てもラグジュアリークラスに含まれると言っていいでしょう。
今出ている範囲の情報で記事を書いてみたので良ければご覧ください。
残念ながら我が家はラグジュアリークラスの船には乗ったことがありません。。
いつか乗ってみたいものです。
番外編:日本のクルーズ客船など
今までご紹介したのは全て外国のクルーズ客船(船会社)ですが、実は日本にもクルーズ客船を運行している船会社があります。
- 飛鳥Ⅱ(郵船クルーズ)
- にっぽん丸(商船三井)
- ぱしふぃっくびぃなす(日本クルーズ客船)
中には名前を聞いたことのある船もあるのではないでしょうか。
日本船は上のクラスで言うと「プレミアムクラス」「ラグジュアリークラス」に分類されるようです。
日本船も残念ながら乗ったことがないのでこちらもいつか乗ってみたいなと思っています。
これら以外にも帆船(はんせん)クルーズを提供している「スタークリッパーズ」「ウインドスタークルーズ」、リバークルーズを提供している「ルフトナークルーズ」など、少し変わった船なんかもあります。
おわりに
今回はクルーズ船のランク(クラス)分けについてざっくり書いてみました。
明確にカジュアル・プレミアム・ラグジュアリーと別れる基準があるわけではありませんが、ざっくり違いを知っているだけでも全然違うと思います。
実際に乗ったり色々調べているとクルーズの世界は本当に奥が深いなぁとつくづく感じます。まだまだ勉強中ですが書いてる内容が少しでも読んでいただける皆様の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
クマゴロでした。
他にもクルーズのこと色々書いてます
(余談)密かにアメプラのクルーズ特典の利用も狙ってます