【完】セレブリティソルスティスで巡る南太平洋クルーズ⑩〜下船とシドニー観光、そして帰国〜
どうも、クマゴロです。
少しずつ南太平洋クルーズの体験記もいよいよ今回が最終回となります。
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。(前回の記事はこちらから)
- セレブリティソルスティス下船
- シドニー市街観光
- 帰国
- おわりに
- 他のクルーズ体験記はこちらからどうぞ
セレブリティソルスティス下船
乗船10日目。
朝起きるとベランダからは10日前の出航時と同じ景色が広がっていました。
ブルーで最後の朝食を摂ったあと、下船までの待ち合い場所へと向かいます。
待ち合い場所がどこかは8〜9日目に配られる下船の案内に書いてあります。(荷物に付ける紙タグの番号によって場所が異なります)
クマゴロ家はメインダイニングが待ち合い場所でした。
今回は「アクアクラス」での予約で朝夕とも専用レストラン「ブルー」で食事していたため、この時初めてメインダイニングを見ました。
(セレブリティクルーズではスイートとアクアクラスには専用レストランがあり、その他のカテゴリーはメインダイニングでの食事となります(ビュッフェレストランでの夕食も可))
待ち合い場所で待っていると自分たちのタグ番号が呼ばれるので、番号が呼ばれたら案内に従って船を降ります。
案内に従うと言っても流れに身を任せてギャングウェイ=船の出口に向かうだけでOKです。
下船直前にクルーズカードのチェックがあるので前日に預ける荷物の中にクルーズカードを入れないよう注意が必要です。
船を降りて道なりに進むとスーツケースの受け取り場所に着きます。
オアシスオブザシーズの下船時と同じで大量のスーツケースの中から自分たちのを探すパターンでした。(オアシスオブザシーズでスーツケースが見つからなかった時のお話はこちらから)
要所要所にこんな感じの立て札があるので、自分の荷物に付けた紙タグと同じ番号のところに行き、そこで自分のスーツケースを探します。
上記の写真の通り、似たような形のスーツケースがまじで大量にあるので、自分のスーツケースが一目で分かるような目印があるとかなり助かると思います。(今回はちゃんと番号通りのところに置かれていてすぐに見つけることができました)
荷物を受け取ると次は入国審査&税関です。
入国審査は係の人に入国カードを渡して簡単な受け答えをして問題なければそのまま通過できます。
税関はランダムで荷物の抜き打ちチェックが入るパターンで、クマゴロ家もチェック対象に選ばれましたが「今日、日本に帰る」と伝えたら特に荷物を開けられることもなく、ほぼ素通りで通過できました。
入出国審査や税関は空港でやるイメージがあるかもしれませんが、クルーズ旅行のような船旅で国をまたぐ場合も同様に発着地で入出国審査と税関を通過する必要があります。
セレブリティソルスティスとオペラハウス。(雨天だったのが残念です)
そんなこんなで無事下船!
セレブリティソルスティスはこのまま新しい乗客を迎え入れ、ニュージーランド周遊クルーズへと旅立っていったようです。
楽しい船旅をありがとう!
シドニー市街観光
帰りの飛行機が夜だったということもあり、下船後はそのままシドニー散策(というかお土産探し)をすることに。
目的地はクルーズ中にある程度目星をつけておいた以下の3つ。
- World Square(ワールドスクエア)内にあるT2(ティーツー)
- World Square(ワールドスクエア)内にあるcoles(コールス)
- TownHall(タウンホール)駅近くのWoolworths(ウールワース)
1つ目は紅茶のお店、下の2つはスーパーマーケットです。いずれも乗下船の場所である「オーバーシーズパッセンジャーターミナル」から少し離れているので電車で移動する必要があります。
シドニー観光の必需品?!Opal Card(オパールカード)購入
下船してすぐ近くのコンビニ?キオスク?でまず「Opal Card(オパールカード)」を購入しました。
オパールカードは「チャージ式のICカード」で、日本のSuicaやICOCAと同じ位置づけのものです。
これ1枚で電車やバスなどの公共交通機関に乗れるのはもちろんのこと、1日あたりの(支払う金額の)上限が設定されていたり、日によって格安で利用できたり、利用回数に応じて運賃が割引になったりなど、至れり尽くせりなスグレモノです。
参考URL:
シドニー観光のおすすめスポットと旅のお役立ち情報。ブルーマウンテンズでブッシュウォーキングに挑戦! - ドクターMの家造りのすすめ
Opal card(オパールカード)について | シドニー留学センター
今回はそんなにがっつり移動する必要は無さそうだったのでとりあえず1人につき10AUD分購入しました。
Circular Quay(サーキュラー・キー)駅からCentral(セントラル)駅へ
今回のクルーズ旅行の乗下船の地となった「オーバーシーズパッセンジャーターミナル」の近くには「Circular Quay(サーキュラー・キー)駅」があります。
今回はここからまず「Central(セントラル)駅」に向かいました。調べてみるとサーキュラー・キー駅から1本で行ける模様。
ちなみにサーキュラー・キー駅はオペラハウスに行く際の最寄駅でもあります。
掲示板に行き先(方面)と停車駅が表示されるので、シドニー初心者の私でも迷わず乗れました。(改札に入る際はオパールカードをピッとすればOKです)
駅のホームからはセレブリティソルスティスが見えました。
Central(セントラル)駅到着
サーキュラー・キー駅から10分ほどでセントラル駅到着。
セントラル(="中心の")という名が示す通り、各路線の中継地となっているらしく、行き先・乗り換え案内の表示が沢山ありました。
スーツケースの一時預かり
セントラル駅へは「スーツケースの一時預け」のためにやってきました。
利用したのは「Baggage Strage」。
さすがに目的地までスーツケース2つを持って歩き回るのはしんどかったのでこのようなサービスを利用することにしました。
今回利用したのは「8時間まで:13AUD」のプラン。
預ける物や何時間預けるかによって料金が異なるシステムです。
まずはWorld Square(ワールドスクウェア)へ
荷物も無事預け終わり、身軽になったところでまずは目的地の1つである「World Square(ワールドスクウェア)」に向かいます。
セントラル駅からは徒歩圏内です。
道中ところどころ趣のある建物もあり、良い雰囲気でした。(平日だったにも関わらず、中心地だからか沢山の人でに賑わっていました)
World Square(ワールドスクエア)にて買い物
徒歩10分ほどでワールドスクエア到着。駅からほぼ直線だったので迷うことなくたどり着けました。
ワールドスクエアは今回の目的地の1つであるスーパーマーケット「coles(コールス)」以外にもフードコートやドラッグストア、オフィスビルなどあらゆる施設が1つにまとまった複合施設です。(肝心の入り口の写真は撮り損ねたので下記URLをご参照ください)
参考URL:
ワールドスクエア・ショッピングセンター[ワールドスクエア] | シドニーナビ
T2(ティーツー)にて紅茶購入
T2はワールドスクエアの2階にありました。ギフト用自宅用問わず数え切れないほどの種類の紅茶があり、カップやソーサーも売られていました。
試飲もできるので紅茶好きにはおすすめのお店です。
空港にもある程度売ってますが、空港料金なのと種類が少ない(人気筋のみ)のでいろいろ見たい方は店舗に来た方がいいかもしれません。
チーズタルトの「BAKE」発見?
ワールドスクエア内を歩いていると何やら見慣れた佇まいのお店が。
「HOKKAIDO」。
この感じ、どう見てもチーズタルトのお店「BAKE」です。
BAKEの海外店舗でしょうか。BAKEのホームページを見たところシドニーには出店していなさそうだったので、本家なのか派生なのか分かりませんでした。。
追記:後日調べたところ、別のお店のようです。
シドニーで本格(?)ラーメンを堪能
昼食はワールドスクエア内で見つけたラーメン屋「ずんど」にて頂きました。
何となく日本風な雰囲気です。(スタッフの方も日本の方でした)
味はかなり良かったです。シドニーでここまで本格的なラーメンを食べられるとは思ってもみませんでした。
お値段は1杯約14AUD(ざっくり1200円程度)と日本で食べるラーメンより割高感はありますが、それでもこのクオリティなら個人的には満足です。
ギョーザやセットメニューなんかもありました。
スーパーマーケット「coles(コールス)」にてお土産ゲット
スーパーマーケットの「coles(コールス)」はワールドスクエアの地下1階にあります。
ここでTimTamやプライベートブランドのお菓子などのお土産を購入。やはりお土産はスーパーに限ります。その後、妻は薬局にも行ってお小遣い稼ぎ用にいろいろ買ってました。
もう1つのスーパー「Woolworth(ウールワース)」へ
ワールドスクエアでの買い物が一通り終わったあと、最後の目的地であるスーパーマーケット「Woolworth(ウールワース)」に向かいました。
ワールドスクエアからはほぼ直線で徒歩10分くらいで行けます。(道中やお店の写真は撮り忘れました…)
品揃えはワールドスクエアのコールスと同程度といったところでしょうか。TimTamなど有名どころのお菓子はウールワースのほうが若干安かった気がします。
(もちろんスーパーなので特売日やセールによる価格変動もあり、一概にどっちがどうとは言えないものの、少なくとも劇的な価格差はないように思えました)
ウールワースでは既にコールスで買った商品を袋に入れて持ち歩いていたこともあり、万引きチェック担当?のスタッフの方にいい感じに目を付けられてあまりゆっくりはできませんでした…。
商品棚を移動して通路を見る度に彼と目が合う、そんな感じです。結局ここでは何も買いませんでしたorz
お買い物終了。セントラル駅からシドニー国際空港へ
当初予定していた買い物も終わり、帰路へ。
ウールワースからセントラル駅までは徒歩で20分ほど。良い運動になりました。(ウールワース→ワールドスクエア:約10分、ワールドスクエア→セントラル駅:約10分)
セントラル駅で預けておいたスーツケースを受け取って荷物を整理し、そのまま電車で空港へ向かいます。
セントラル駅からシドニー国際空港(Sydney International Airport)までは乗り換え無しで行けました。
空港で改札を出る際、料金不足で通れなかったのでチャージしようとその場をウロウロしていると近くにいた係員のお兄さんから「もう1回ピッしてみなよ」的なウインク交じりのジェスチャーが。
とりあえず言われた通りに再びピッしてみるとあら不思議!通れなかったはずの改札が通過できるではありませんか!
…お兄さんが謎の魔法をかけてくれたみたいです笑。
せっかくのご厚意なのでありがたく頂戴することしました。(お兄さんの優しさに感謝)
帰国
帰りは行きと同じ香港経由での帰国です。航空会社も行きと同じ「キャセイパシフィック航空」の利用でした。
シドニーから香港へ(CX138便)
まずはシドニーの出国、香港までの移動について。
帰りはSmartGate(スマートゲート)を利用
チェックイン完了後、出国カード書いてそのまま「Departures」方面へ。
シドニー→香港、香港→関空ともキャセイパシフィックだったので、荷物はスルーで関空まで運んでくれました。
出国手続きでは「SmartGate(スマートゲート)」を利用しました。
専用の機械の前に立って、
- 自分でパスポートをスキャン
- カメラで写真撮影
この2つで手続きは完了です。
問題なければスマートゲートを通ったすぐ近くに出国カードを入れる箱があるので、そこに出国カードを入れればおしまいです。あっという間に終わりすぎて係の人に本当に大丈夫か確認してしまうほどすぐに終わりました。
スマートゲートのイメージはこちらからどうぞ。(ドクターM様、毎度勝手にすみません)
シドニー観光のおすすめスポットと旅のお役立ち情報。ブルーマウンテンズでブッシュウォーキングに挑戦! - ドクターMの家造りのすすめ
上記記事では入国時のスマートゲートについて書かれていますが、出国時に利用するゲートもほぼ同じ仕組みでした。
免税店エリアで最後の買い物
そこそこオーストラリアドルが余っていたのでとりあえず免税店エリアを物色。
たまたま日本のスタッフの方がいてて、おすすめの品&おすすめしない品(!)を色々教えてもらいつつ、適当に買い物してオーストラリアドルを消化しました。
待ち時間の間に軽く食事
搭乗まで少し時間があったのでフードコートで軽く腹ごしらえ。
30分ほど搭乗開始に遅れが出ていたものの、それ以外は特に問題なく無事シドニーを出発。(機中では機内食が2回ありました)
香港から関空へ(CX506便)
PLAZA PREMIUM LOUNGEにてひと休み
香港到着後、乗り継ぎまで時間があったのでプライオリティパスの力を借りてラウンジで少し休憩することにしました。
利用したのは「PLAZA PREMIUM LOUNGE」。
こちらは1番ゲートの近くにあります。このPLAZA PREMIUM LOUNGE、1番ゲートの近く以外に40番ゲート付近にも同じ名前のラウンジがあります。(入る時はそうでもなかったのですが出る時は上記写真の通り、長蛇の列でした)
アルコール含めた飲み物に軽食、いろいろありました。個人的に辛ラーメンがあったのはポイント高かったです。
ちょっとした空き時間がある時にラウンジが利用できるのはありがたいですね。(いつかは航空会社のラウンジにもチャレンジしてみたいものです)
そんなこんなで搭乗時間になり、香港から関空へ。(あとは自宅に帰るだけなので省略)
おわりに
全10記事にわたって書いてきた「セレブリティソルスティスで巡る南太平洋クルーズ体験記」、ようやく終了です!(気付けば4ヵ月かかってました…)
サクッと書ければ良かったのですが、結果的に1記事平均4500文字の超大作という結果になってしまいました笑。
最初から読んでくださった皆様、ありがとうございます。まだ読んでくださってない&興味のある方はぜひ最初からお読みくださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
クマゴロでした!
他のクルーズ体験記はこちらからどうぞ
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