セレブリティソルスティスで巡る南太平洋クルーズ⑨〜乗船8日目、9日目:終日航海日〜
どうも、クマゴロです。
最近テレビでクルーズのことが放送される機会が増えてきたように思います。つい先日民放のとある人気番組でもクルーズが特集されてたみたいでクルーズ好きとしては嬉しい限りです。(ということを別の記事でも書いた気がしますが気にしない)
さて、セレブリティクルーズで巡る南太平洋クルーズ体験記もようやく終わりが見えてきました。あと少し、頑張って書いていきます。(前回の記事はこちらから)
往路の終日航海日と同様に2日間の出来事をまとめて書きます。
乗船8日目(復路の終日航海日1日目)
船内イベントその1:Secrets Of Ship Navigation
ブルーでの朝食後、船内イベントの「Secrets Of Ship Navigation」に参加しました。「航海の秘密(裏側)」といったところでしょうか。
「Staff Captain」と呼ばれる方がクルーズの裏側について説明してくれました。この方、セレブリティソルスティスの中で上から数えたほうが早い幹部の方みたいです。
我々乗客が予約、乗船してクルーズ旅行を楽しむに至るまでに、
- 寄港地の選定
- 各寄港地での寄港の交渉(時期や滞在時間など)
- 航路の検討(移動時間や危険水域や保護エリアへの配慮)
- 船内設備のチェック
など、色々とPDCAを回して入念に計画が練られてるみたいです。運行計画ののち、お試し用の船or実際のクルーズ船を使って計画に沿って実際の航路を辿ってみるケースもあるようです。(この辺り、ちゃんと英語が聞き取れませんでした…)
なかなか奥が深いお話でした。
部屋で洗濯
イベントが終わった後は一旦部屋に戻って洗濯。船内でクリーニングを依頼することもできますが、地味に高いのでクマゴロ家はいつもこんな感じで自分たちで洗って干してました。晴れていれば1日干しておけば十分乾きます。
船内イベントその2:Officer vs. Guests Pool Volleyball Challenge
船内をぶらついているとDECK12にあるプールがやけに盛り上がっていました。
乗客の有志とオフィサー(船の幹部)がプールでバレーボールしてました。中型~大型のクルーズ船にはショーや映画など鑑賞系のイベントはもちろん、ビンゴゲームやオークション、このようなスポーツ大会などの参加型のイベントも沢山用意されています。
昼食@オーシャンビューカフェ
バレーボール観戦の後はそのままDECK14のオーシャンビューカフェで昼食。
クルーズ船内は人種のるつぼのような状態なので、ハンバーガーやポテトといったジャンキーなものから肉、魚、サラダ、アジアン系、パスタにピザ、デザートと色々な料理を楽しむことができます。
ビュッフェレストランでの飲食代は全てクルーズ料金に含まれている(アルコール除く)のでお財布にも優しいです。(調子乗るとあっという間に太りますが笑)
船内イベントその3:Bayne Bacon氏のピアノショー
昼寝したりペルシャンガーデンとサウナでひと汗かきながら時間をつぶしているうちに気付けば夕食の時間。天気が崩れてきてたので洗濯物を部屋干しにして夕食へ。
この日は先にショーを観てから夕食に向かいました。
Bayne Bacon(ベイン・ベーコン)氏はトーク時間のほうが演奏より長いんじゃ…って思うくらい話好きの方でしたが、それはそれで楽しめました。(もちろんピアノも素晴らしかったです)
夕食@ブルー
夕食はいつものレストラン、ブルーにて。
この日はオマール海老(ロブスターだったか…)が出てきました。
下船案内が届く
部屋に戻ると翌日の船内新聞とは別に「下船時の案内」も部屋に入ってました。この辺りは乗船9日目のほうに書きます。
乗船9日目(復路の終日航海日2日目)
悪天でスタート・・・
8日目の後半から天気が崩れてきて、9日目は雨天での幕開けとなりました。
ベランダに出ることもできず、
屋外エリアも撤収モードでした。
船内でセレブリティクルーズのリピーター会員登録
今回のクルーズで私は事前にセレブリティクルーズのリピーター制度「Captain's Club」への登録を済ませて乗船しました。(登録の奮闘記はこちら)
登録当時、自分のリピーター番号(=会員番号)は取得できたのですが、同行者(=今回で言うと妻)の番号を取得する方法が分からず、とりあえず自分だけ登録して乗船しました。
乗船9日目、船内新聞を眺めていると「Captain's Club コンシェルジュ」なるサービスがあるのを発見し、そこで同行者の会員登録について聞いてみることにしました。
パブリックスペースの一部を間借りしてるような簡素な感じです。(1日のうち、数時間しかスタッフの方がいないので簡素な作りなのもある意味納得です。。)
で、妻の会員番号について聞いてみると「同行者もアカウントを作る必要がある(=会員登録する必要がある)」とのこと。ロイヤルカリビアンの時は過去のクルーズ履歴から自動で2人分の会員番号が取れたので、この辺りは同系列と言っても違いがあるようです。(事前登録の場合は同じかもしれませんが)
さらに話を聞いてると「会員番号自体はこの場で発行できるよ」と一言。発行してもらって損はないだろうということでそのまま番号を作ってもらうことにしました。
出発前に自分の登録を行った際、「既に番号を持ってる人はこちらから」のような登録画面が出たのは上記のような「乗船時に先に番号聞く→下船後に登録」の流れに対応したものなのかもしれません。今さらながら疑問が解決しました。(前の記事も更新しないと...)
いずれにせよ、妻の分も会員登録をする必要がある点に変わりはないのでこの辺りは改善を期待したいところです。
船内イベントその1:Ryan Joyce(David)氏の催眠術ショー
Ryan Joyce氏のショー(イリュージョン)は乗船3日目の夜に観ました。
乗船9日目、そのRyan Joyce氏が今度は「Ryan David」という名で再び登場しました。 彼の得意分野は「イリュージョン」と「催眠術」らしく、
- イリュージョン:Ryan Joyce
- 催眠術:Ryan David
という具合にやることによって芸名?を変えてるようです。
乗客の中から20人程度の選び、1人1人または全員に催眠をかけてコミカルな演技をするタイプのショーでした。イリュージョンと同様、この手のものを観るのは初めてだったので新鮮でした。
最後の夕食@ブルー
南太平洋クルーズ最後の夕食は安定のブルーにて。
食事中、クルーズディレクター(船内イベントや寄港地観光等のアクティビティ系の責任者)から船内放送で乗船のお礼と乗客の構成(どの国から来てるか)に関する一報がありました。
曰く、約3000人の乗客のうち日本人は11人とのこと。シドニー発着のクルーズということもあり、最多はやはりオーストラリアの方々でした。(約2300人!!)
ヨーロッパ、北米、南米、アジア、アフリカなど様々な国や地域から来た人たちが1つの船に乗ってるのを見るとまさに人種のるつぼですね。
下船準備
下船の前日は所定の時間までにスーツケースを部屋の外に出しておく必要があります。(スーツケースを自分で持って行かずにスタッフの方に運んでもらう場合)
今までのクルーズと同様にセレブリティクルーズも「スーツケースに紙タグを貼り付ける」タイプでした。恐らくどの船会社でも同じだと思います。
こんな感じで紙タグをスーツケースに巻き付けて部屋の外に出しておくと夜の間に回収され、下船時にピックアップする流れとなります。
最後のショー:Euphoria
最後だからなのか今までのショーとは違ってアクロバティックなショーでした。
「euphoria celebrity solstice」で検索すると動画も出てくるようなので興味のある方は調べてみてください。
最後にゲストリレーションズで利用明細を確認
ショーの後はゲストリレーションで利用明細を出してもらい、金額に問題がないことを確認。(今回はたまたま先に自分で明細を取りに行きましたが今までのクルーズでは部屋に明細を届けてくれてました)
乗船時にクルーズカードとクレジットカードを紐付けている場合はここで精算をする必要はありません。下船後、自動的に米ドル→円換算でクレジットカードに請求が来ます。下船前に現金で支払うことも可能ですが支払い待ちの列に並ばないといけないのでおすすめできません。
利用明細に異議がある場合は下船前に交渉をする必要があります。下船後はいかなる理由があっても「利用明細に同意した」という判断になるようなので、利用明細は船を降りる前に必ず目を通しておくのが無難です。
利用明細の確認後、最後のTea Forteの紅茶を堪能。Tea Forteシリーズともこれでお別れです。
その他:「クルーズ船は揺れない」神話崩壊?!
9日目の冒頭に雨天と書きましたが、実はこの日はずっと船が揺れてました…。
パブリックスペースの至るところに"紙袋"がばらまかれるほどの揺れでした。バスや飛行機に乗った時に前に置いてあるアレと同じですね笑。
過去のカリブ海クルーズ、地中海クルーズはほとんど揺れなかったのですが、この日の揺れはさすがにしんどかったです。スタビライザーの力で揺れを抑えられるクルーズ船も悪天には太刀打ちできないこともあるようです。
ちなみに、寄港地での停泊中ならともかく終日航海日では飛行機と同じで降りるまで揺れや酔いと戦う必要があります。
ある意味良い経験になりました…。
おわりに
長きに渡る南太平洋クルーズも次回が最後となります。
あと少しお付き合いいただけますと幸甚です。(次の記事はこちらから)
最後までお読みいただきありがとうございました。
クマゴロでした。
他のクルーズ体験記はこちらから