セレブリティソルスティスで巡る南太平洋クルーズ⑤〜乗船4日目:パインズ島〜
どうも、クマゴロです。
南太平洋クルーズの体験記、どんどん書いていきます。
更新が滞っている間に参加したダイヤモンドプリンセス(プリンセスクルーズ)の乗船体験会やロイヤルカリビアン系列のリピーター制度(その1、その2)の続きなど、書きたいことは色々ありますが、まずは今回の南太平洋クルーズの体験記を最後まで書き終えることに注力したいと思います。(何の宣言)
前回(乗船3日目)の記事はこちらからどうぞ。
乗船4日目は今回のクルーズでは初の寄港地となるニューカレドニアはパインズ島に寄港します。
パインズ島=イル・デ・パン?
パインズ島は船内新聞には「Isle of Pines」とありました。フランス語では「Île des Pins」と書くそうです。(フランス語表記を日本語読みすると「イル・デ・パン」)
一方、ニューカレドニアへ旅行する際の主な行き先の1つとして「イル・デ・パン」という場所が挙げられることがあります。
2つのイル・デ・パン
出発前の旅行案内(日本語)には「パインズ島」とあったこともあり、旅行当時は「パインズ島とイル・デ・パンは(日本語表記上)名前が違うので別物だろう」と何も考えずに過ごしましたが、この記事を書くにあたって改めて調べてみると「イル・デ・パン」は、
- ニューカレドニアを構成する島の1つ(=島の名前)
- フランス領ニューカレドニアの行政地域の1つ(≒地域の名前)
の2つの意味があることが分かりました。(参考:イル・デ・パン - Wikipedia)
行政地域としてのイル・デ・パンには島としてのイル・デ・パン以外に「コトモ島」「ノカンウイ島」「ウォルポール島」などの島々が含まれているとのこと。
イメージで書くとこんな感じでしょうか。主要な行政機能やリゾート施設はイル・デ・パン島にあるようなので(Wikipediaの情報をとりあえず鵜呑みにするとして)「イル・デ・パン島(パインズ島)=イル・デ・パン」と考えても良さそうです。
パインズ島じゃなくてイル・デ・パンでも良い気が…
上記の通り「パインズ島=Isle of Pines(Île des Pins)=イル・デ・パン」となりそうなのでクルーズの日本語案内上もイル・デ・パンとしても良いような気がします。
認知度の観点で見ると「パインズ島」より「イル・デ・パン」と聞くほうが良い気がするのですが、残念ながら「なぜパインズ島と書くのか?」が分かるような情報源は見つけられませんでした。ご存知の方は教えていただけると幸甚ですm(__)m
パインズ島上陸まで
朝食@ブルー
朝食はいつも通りブルーにて。メニューのバリエーションは特に変化ありません。(個人的に2枚目左上のハッシュドポテトが好物です)
ゲストリレーションでUSD→XPFへ両替
船内新聞に「ゲストリレーションで両替OK」の記載があったため、ニューカレドニアの現地通貨「パシフィックフラン(XPF)」をゲストリレーションで両替してもらうことにしました。(乗船時、XPFの持ち合わせは無し)
オーストラリアドル(AUD)を多めに持っていたため、ゲストリレーションにてAUD→XPFの両替をお願いしてみたところ「AUDだと米ドル(USD)経由でXPFにするので結果的にレート悪くなる。USD→XPFではどうか?」とのこと。
とりあえずXPFが欲しかったので「じゃあそれで」と二つ返事で手持ちのUSDをXPFへ両替。財布に入っていた57USDが5500XPFとなりました。今思うとレートはやや悪かったかもしれません。
上陸はテンダーボートで
今回のクルーズでは4つの寄港地のうち、ヌーメア以外の3ヶ所(パインズ島、ミステリーアイランド、リフー島)はテンダーボートでの寄港となります。
セレブリティソルスティスの場合、テンダーボートに乗るには「テンダーチケット(=乗船券)」が必要です。
DECK4にあるバー「セラーマスター」に行くとスタッフの方がいるので必要な枚数(=乗る人数)を伝えるとチケットがもらえます。
セラーマスター。普段はバーです。
これが番号書いたただの紙切れテンダーチケットです。
チケットを受け取ったらそのまま近場で待機するよう指示があります。適当に時間を潰してると「17番と18番のチケット持ってる人こちらへどうぞー」的な感じで呼び出してくれます。
呼ばれたらそのまま階段でDECK3に降りてギャングウェイ(=船外に出るための玄関のようなもの)に向かいます。
ギャングウェイを出るとすぐそばにテンダーボートが停まっているので、それに乗り込み、ある程度人が乗ったところでパインズ島に向けて出発、という流れです。
船を出る直前と直後にはクルーズカードのチェックがあるので、船外に出入りする際は必ずクルーズカードを携帯する必要があります。
パインズ島上陸!
テンダーボートに揺られること約10分。あっと言う間にパインズ島上陸です。
とにかく暑い・・・
南太平洋のリゾート地ということもあり、かなり暑かったです。。。
ビーチの綺麗さが半端ない
あまり良い写真が撮れてなくて伝わりにくいかもしれませんが、ビーチはとにかく「きれい!」の一言に尽きます。サラサラのパウダーサンドに透き通った海、最高でした。
ビーチではシュノーケリングを楽しんでいる人が多かったです。自前で道具を持ってくる人、現地で道具を借りる人、シュノーケリングができる寄港地観光を利用する人、様々です。
徒歩圏内にはお店はほとんど無し
上陸してから徒歩で行ける範囲にはお店がほとんどありませんでした。見かけたお店は簡単な民芸品や民族衣装を売っているところが数か所とココナッツジュース等の飲食物を売っている出店が1つ2つあるくらいでした。
これ以外に現地の方がやっている島内ツアーを申し込む場所もありました。このようなツアーを頼む場合は基本的に現地通貨での支払いが必要となります。しかし、現地の方々もクルーズ客に慣れているからか「島内一周ツアー:2000XPF or 25USD」のような具合に米ドル払いでも問題なさそうな宣伝をしてました。(微妙に等価じゃないのがポイント)
パインズ島→船内へ
1~2時間ほどぶらぶら散歩したりビーチでのんびりしたところでクマゴロ家は船内に戻ることにしました。
パインズ島→船内へのテンダーボートは最終便のみ時間が決まっており、それ以外は人が集まり次第都度出発するような仕組みになっています。
テンダーボートで移動している時が船の全景を撮れる数少ないチャンスです。
入口のすぐ奥にセキュリティチェックとクルーズカードのチェックがあります。(変なものは持ち込んだらダメですよー)
とりあえずクールダウン&一休み
船内に戻ってカフェにて軽く一杯。有料のソフトドリンクもドリンクパッケージがあれば飲み放題なので気軽に楽しむことができます。
カフェのカウンターの片隅に置いてあった可愛らしい形の紅茶。後々調べてみると「Tea Forte(ティーフォルテ)」という名だそうで。
ティーバッグ20種類入りギフト | 紅茶専門店Tea forte - 贈り物やギフト・プレゼントに
詰め合わせで40袋10000円。ふーん。
…
…
え!1袋250円!
ということでリプトンで十分楽しめるクマゴロ家にとってはえげつない高級紅茶ってことが分かりました。
ほぼ毎日夫婦で2~3杯ずつは飲んでたので今思うとちょっと得した気分です笑。
昼食@オーシャンビューカフェ
サラダにパスタにお肉。ビュッフェレストランは安定の品ぞろえです。
クルーズ船のWiFi初挑戦!
オンボードクレジットが400ドル付いてる余裕からかスペシャリティレストランのパッケージに飽き足らず「せっかくやし、WiFiも試してみるか!」ということで船内のWiFi接続に挑戦しました。(妻が「ネットしたい…」とつぶやいたからやってみた、というのはここだけの話)
船内WiFiは残念ながら有料でお値段は「使い放題パッケージ」で249USDなり。(高っ!)
これでクルーズ中はLINEにFacebook、Twitterなんでもし放題です。
船内WiFiの利用手順や料金プラン、通信速度のことを書きだすと1つ記事が書けそうなので、この辺りは一連の体験記を書き終えたタイミングでまとめようと思います。
スペシャリティレストラン第1弾:シルクハーベスト
この日から3夜連続でスペシャリティレストランでの夕食が始まります。
第1弾はアジア系のレストラン「シルクハーベスト」にて。
全体的に中華風の雰囲気が漂っています。
ビールとワインで乾杯。
トムヤムクン"風"スープ。ピリ辛です。
サテ(串焼き)。
水餃子。
春巻。
エビの天ぷら。(Tempuraとありましたが、日本のそれとはちょっと違いました)
エビチリ。
酢豚。
炒飯。
北京ダック。(何か違う)
デザート。
今回予約したスペシャリティレストランは全てカバーチャージ制(=固定のチャージ料金を払えば食べ放題)なのでこれだけ頼んでも1品だけでも料金は同じです。
「~風」と名付けたほうが良さそうなものやそうじゃない感の強いものも一部あったものの、スペシャリティレストランだけあって全体的に味は良かったように思います。
部屋への帰り道にカフェで飲み物を調達し、4日目終了です。(詳細書けてませんが食事の後にショーも観に行きました)
おわりに
初めてのニューカレドニア。そのビーチの美しさに純粋に感動しました。「天国に一番近い島」と言われるだけのことはありました。
そんな感動を味わいつつも「ネットし放題」の仲間入りによって「食べ放題×飲み放題×ネットし放題」の3放題状態となったクマゴロ家。
まともに残りの日程を過ごすことができるのでしょうか笑。乗船5日目に続きます・・・
(この日も夕日が綺麗でした)
次回予告(乗船5日目:ミステリーアイランド@バヌアツ)
次回は南太平洋クルーズ2つ目の寄港地、ミステリーアイランドについて書いていきます。
次の記事はこちらからどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
クマゴロでした。
他のクルーズ体験記はこちらから