クルーズ旅行の6つのメリットと4つのデメリット
(2020.5.24更新)
どうも、クマゴロ(@kumagoromi123)です。
今回はクルーズ旅行そのものの「メリット」と「デメリット」について書きたいと思います。
前回の記事ではクルーズ旅行ありきで個人手配とツアーの良し悪しについて触れました。
今回は「そもそもクルーズ旅行の何が良いの?」という部分について自分なりに考えてみたことを書きたいと思います。
クルーズ旅行のメリット
まずはクルーズ旅行の良いところから。
メリットその①:オールインクルーシブ
クルーズ旅行では大きく分けて3つのものが料金の中に含まれています。
- 食事代(メインダイニングやビュッフェレストランでの食事からコーヒーやお水などの飲み物など)
- 船内アクティビティ(ショーの鑑賞、ジムやその他船内設備の利用料)
- 交通費(寄港地間の移動)
1の食事代については通常のレストラン以外に有料のレストランがあったり、アルコールや炭酸飲料(ソフトドリンク)は別料金になる船会社が多いです。
ラグジュアリークラスの船だとアルコールも含まれていることがあります。
(クルーズ船の「クラス」って何?!という方はこちらもどうぞ)
また、船会社が主催する寄港地での観光(ショアエクスカーションと言います)やスパ・エステの利用なども別料金となります。
一部、追加料金がかかるものもありますが、基本の部分だけでも十分満足できると思います。
「ランチ代が…」「夜はちょっと頼みすぎたな…」といちいち心配する必要がないのがクルーズ旅行のメリットの1つです。
メリットその②:ほぼ24時間食べ飲み放題
船内にはメインダイニング、ビュッフェレストラン、軽食専門のレストラン、バーなど色々なお店があります。
一部のお店は深夜まで開いていたり、24時間やっているところもあるので「ちょっと小腹が…」や「今日はたくさん食べたい!」も全く問題ありません。
特に、ビュッフェレストランは15時間~20時間近くオープンしていることが多いので、立ち寄ればいつでも空腹を満たせる場所です。(食べ過ぎ注意!!)
メリットその③:乗船から下船まで荷物は広げっぱなしでOK
一般的な旅行では宿泊場所を変えたり、次の目的に移動する時などに「スーツケースからこれとこれ出して…」「明日出発だからまたしまって…」という荷物の出し入れが必要になることが多いのではないでしょうか。
クルーズ旅行に関しては船自体が移動しているので一度、乗船して荷物をほどくと下船するまではスーツケースを開けっ放しにしてても問題ありません。
クルーズ期間中、泊まる客室が自分の部屋状態になるので、最初にクローゼットなどに衣類を置いておけばあとは最終日まで荷物を気にしなくてすみません。
地味なところではありますが、荷ほどきは結構大変なので荷物のことを気にせず旅行できるのはクルーズ旅行の大きなメリットの1つです。(個人的にはここは結構ありがたいと思ってます)
メリットその④:寝て起きたら次の目的地に到着
先でも触れましたが、クルーズ船は船自体が目的地に向かって移動しています。
船に乗っているだけで勝手に目的地に連れて行ってくれるのは便利なポイントです。
目的にまでの距離が遠いときは「終日航海日」と言って一日中航海する日もありますが、基本的には夜間に移動して、翌日朝には次の目的についていることが多いです。
メリットその⑤:1回のクルーズで複数の国に行ける
クルーズの航路にもよりますが、1週間くらいかけて2、3か国巡るクルーズが多いです。
我が家の場合は今までに以下のようなクルーズ旅行に行きました。
- 西カリブ海クルーズ:4カ国
→アメリカ(発着地)、ハイチ、ジャマイカ、メキシコ - 西地中海クルーズ:3カ国
→スペイン(発着地)、イタリア、フランス - 南太平洋クルーズ:3カ国
→オーストラリア(発着地)、バヌアツ、ニューカレドニア - ベトナムクルーズ:2カ国
→香港(発着地)、ベトナム - 日本発着クルーズ×2回:1カ国(日本除く)
→日本、韓国 - ハワイクルーズ:1カ国
→ハワイ(発着地) ※ハワイ4島を一度に旅しました
1回の旅行で複数のところに行けるのは効率的なんじゃないかと思います。(クルーズ旅行の旅行記も色々書いてます)
メリットその⑥:休みの期間によってクルーズの航路や期間も選べる
各船会社はそれぞれ様々な方面・期間のクルーズを設けています。
【期間】
- 短め:3泊~5泊程度
- やや長め:6泊~9泊程度
- 長め:10泊~15泊程度
- かなり長め:30泊~90泊程度
だいたいこの範囲におさまるものが多いでしょうか。
【方面】
- カリブ海(西カリブ海、東カリブ海、南カリブ海)
- 地中海(西地中海、東地中海)
- エーゲ海、アドリア海
- 北欧、バルト海
- オセアニア、南太平洋
- アラスカ、ハワイ
- 北極、南極
- アジア(東南アジア、日本・香港・韓国周辺)
細かく言うともっとありますが、主だったものはこんなところでしょうか。
船会社によって取り扱っていない方面があるものの、1週間程度のクルーズであれば大抵どの方面も行くことができます。
30泊以上の長期クルーズは「太平洋横断クルーズ」や「世界一周クルーズ」といったちょっとスケールの大きなクルーズになってきます。
期間と方面の幅が広いのもクルーズの特徴ですね。
クルーズ旅行のデメリット
次はデメリットについて。
良いところばかり伝えたいところですが、残念ながらクルーズ旅行にもデメリットがあると考えています。
デメリットその①:夜の街を楽しむのは難しい
夜の街=怪しいところ、という意味合いじゃないですよ笑
クルーズ旅行は、
- 早朝(7時~9時頃)に寄港地に寄港
- 夕方(17時~19時頃)に寄港地を出港
という形で移動していくのがほとんどです。
一部、ある寄港地に丸1日停泊するような航路もありますが、寄港地を観光できるのは日中のみであることが多いです。
従って、夜は海の上にいることが多く、寄港地の夜の雰囲気を味わうことが難しいのがクルーズ旅行の弱点になります。
デメリットその②:内陸の場所に行くのが難しい
これは寄港地での過ごし方に関する話になります。
クルーズは複数の国に行けるとメリットの部分でお伝えしました。
が、クルーズ客船が各国に寄港するのが港中心となるため、港から離れた場所に行くのは結構きついです。
仮に自力で内陸地の観光にチャレンジしても、出港の時間までに戻ってこれない場合は置いて行かれるので注意が必要です。
有名な観光地が港から遠くにあったり、山奥にあったりする場合は残念ながら諦めたほうが良いと思います。
場所によっては寄港地観光でバス等で行ける可能性もあるのでこの辺りは自分が行きたい場所と港との距離次第かなというところです。
デメリットその③:キャンセル料が発生するタイミングが早い
一般的なツアー旅行よりも少しキャンセル料発生の時期が早いのもクルーズ旅行の特徴です。
クルーズ旅行に関してはキャンセル料が発生しない期間は、
- 出発の90日~75日以前
であることが多いです。(〇日前の数字は船会社によることなります)
また、年末年始やクリスマスといった特定のクルーズ(いわゆる繁忙期)については、
- 出発の120日以前
という具合にもっと前倒しになるケースが多いです。
いずれのケースも無料キャンセルの期間を過ぎると期間に応じてキャンセル料が高くなるのは一般的なキャンセル料の考え方と同じになります。
デメリットその④:多少は揺れる
旅行会社に置いているようなパンフレットでは「揺れを感じることはありません!」的なこと書いているものもありますが、正直に言うと「半分うそ、半分あたり」です。
確かに揺れを抑えるための装置(スタビライザー)がどの船にも付いており、海が穏やかな場合は揺れを感じることはほぼありません(かつ、基本的に海が穏やかな航路を航海する前提の航程になっています)。ただ、少しでも海が荒れているとスタビライザーがあれど、多少は揺れます。荒天の場合はだいぶ揺れます笑
我が家の場合は過去、7回のクルーズ旅行(計50泊くらい)で「こりゃしんどい」と感じるような揺れが1日だけありました。。(セレブリティクルーズで行った南太平洋クルーズです)
まぁこの辺りは天候次第であったり、そもそも海の上なんだから仕方ないじゃんという面もあるので何とも言えませんが、乗り物酔いが激しい方や揺れが気になるという方にとってはクルーズ旅行はしんどい面はあるかもしれません。
デメリットとして挙げられるのはこんなところでしょうか。
おわりに
今回はクルーズ旅行のメリットとデメリットについて考えてみました。
きれいなことばかり書いても仕方ないので私が思うデメリットにも触れてみました。
クルーズ旅行はオールインクルーシブ&楽なので個人的にはとてもお勧めです。
皆様のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
クマゴロでした。
クルーズ旅行記はこちらからどうぞ
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