セレブリティソルスティスで巡る南太平洋クルーズ⑦〜乗船6日目:リフー島〜
どうも、クマゴロです。
気付けば今日から7月。今年って梅雨あったんですかレベルで雨の降らない日が多かったと思うのは私だけでしょうか。雨が降ってじめじめするのは好きではありませんが、あまりに梅雨感がないのもそれはそれで変な感じです。
南太平洋クルーズの体験記もこの記事で7本目。のんびり更新ではありますが、体験記執筆完了に向けて少しずつ書いていきます。(前回の記事はこちらから)
リフー島の場所と概要
今回もWikipediaとGoogle先生の力を借りてリフー島の概要についてご紹介します。
リフー島はニューカレドニアの首都「ヌーメア」の北部に位置する「ロイヤリティ諸島」を構成する島の1つです。ロイヤリティ諸島はWikipediaによると、
ロイヤルティ諸島、ロワイヨテ諸島(フランス語: îles Loyauté、英語: Loyalty Islands)及びプロヴァンス・デ・ジル・ロイヤルティ、ロワイヨテ諸島州(デ・ジル・ロイヤリティ州、離島州とも)は、南太平洋にある諸島であり、フランス領ニューカレドニアを構成する3つのプロヴァンス(州)のひとつである。地理的区分と行政区分が異なる。
地理的諸島としてのロイヤルティ諸島は、リフー島、マレ島(en:Maré Island)、ウベア島、ティガ島(en:Tiga Island)の4つのおもな環礁と、ウォルポール島(en:Walpole Island (New Caledonia))から構成される。(ロイヤルティ諸島 - Wikipediaより)
だそうです。ウォルポール島、前の記事(イル・デ・パンのくだり)でも登場した気が…。こうやってブログを書くついでに調べてみると色々と勉強になりますね。
リフー島上陸まで
朝食@オーシャンビューカフェ
この日は起床が遅かったこともあり、ブルーの朝食時間帯(7時~9時)が終わっていたため、朝食はDECK14のオーシャンビューカフェにて頂きました。(いつもと違う時に限って写真を撮り忘れるという失態…)
この日もテンダーチケットは不要
前日のミステリーアイランドの時と同様に、今回もテンダーチケットは不要でした。クマゴロ家が行った時間(朝10時過ぎ)はそこまで混んでいなかったので、やはり混雑状況によって配る配らないを分けているようです。
テンダーボード乗船~リフー島までの移動の間、たまたま出会った日本人夫婦(神戸出身、同世代かちょっと上くらい)としばし歓談。
旦那さんが駐在でシドニーに来ていて「家からしょっちゅうクルーズ船が来るのを見てて自分たちも乗ってみよう!」ということで今回の乗船に至ったようです。船の上で関西弁を繰り出せるとは思ってもみませんでした笑。
シドニー(オーストラリア)は基本的に税込表示らしいです。良いこと知りました。
リフー島散策
船からリフー島までは約10分で到着。どの寄港地も10分くらいで移動できる場所に船を停泊させてるようです。
他の寄港地(パインズ島、ミステリアイランド)と同様に、上陸して間も無く現地のツアー案内がたくさんありましたが、特に利用することもなく、とりあえずぶらぶらしてみることにしました。
リフー島散策(ビーチ編)
さすがビーチリゾート。リフー島も海が綺麗でした。(写真が下手というツッコミは無しで…)
リフー島散策(パスポートスタンプ編)
売店を見ていると「パスポートスタンプ押すよ!」的な売り込みをやってるところがありました。現地の写真は撮り忘れたのですが、興味本位で頼んでみたところ、
こんな感じのスタンプを押してくれました。(1スタンプ150XPFまたは2USD。写真は後日撮影。)
このスタンプ、実際の入出国時に押されるやつとは完全に別ものです。(法的効力は無し。あくまで記念品。)
なぜこんなものがあるのか?
最初は疑問に思ってましたが、よくよく考えてみるとこの商売はクルーズ旅行ならではの商売なのかなということに気づきました。
海外発着クルーズの場合、複数の国をまたいで様々な場所に寄港するケースが大半です。
国をまたぐ場合は立ち寄る国ごとに入出国の手続きが行われる(=スタンプが押される)と思われがちですが、実は寄港地の出入りではスタンプが押されることはありません。(今まで行ったカリブ海/地中海クルーズの各寄港地、今回のバヌアツ、ニューカレドニアも全て入出国のスタンプは押されませんでした)
入出国のスタンプがない代わりに、船を出入りする際は必ずクルーズカードのチェックがあるので、クルーズ船の乗客の入出国手続きについては「クルーズカードのチェック」がその代わりを担っているのかなと勝手に考えてます。(もしかすると航海法?やクルーズ船の特例か何かで決まっていることなのかもしれません。この辺りもいつかちゃんと調べたいところです)
…と、長くなりましたが、要は「スタンプ増やしてパッと見、いろんなところ行った感を出したい人向けの商売」ってことです笑。
リフー島散策(その他)
上陸地点から少し歩いたところに有料のシュノーケリングスポットがありました。(有料だけあってかなり綺麗でした)
先ほどのシュノーケリングスポットからさらに20分ほど歩いたところに小さな教会がポツンとありました。
写真の向かって右方向が上陸地点です。徒歩20分と言ってもカンカン照り+軽いハイキングなのでなかなかしんどかったです。なぜこのような場所に教会が建てられたのかは謎です。
教会からの眺め。こうやって見てみると結構な高さです。
上陸地点から歩いて行ける範囲で適当にぶらぶらしつつ、ビーチで休憩してリフー島散策終了。
テンダーボード乗り場の桟橋の下に小魚が沢山いました。
リフー島→船内へ(船内での出来事)
帰りのテンダーボートから1枚。相変わらず大きいです。
アイスクリームにフラペチーノ。至福のひと時です。
昼食@オーシャンビューカフェ
昼食はかなりの頻度でパスタをほおばっていたのですが、セレブリティソルスティスではこんな感じで「パスタの種類」「具材」「ソース」を自由に組み合わせて自分好みのパスタが食べられる仕組みになっています。「大盛りで!」なんてオーダーもできます。
スペシャリティレストラン第3弾:ムラーノ
洗濯したりジムで汗を流したり昼寝(またか)しているうちにはや夕食の時間。
3夜に渡るスペシャリティレストラン体験、そのラストを飾るのは「ムラーノ」。
カバーチャージは1人につき50ドル(USD)と、セレブリティソルスティスの中では最も高い有料レストラン(※)です。※アラカルトのレストランは除く
カバーチャージが最も高いだけあって、内装も別格な雰囲気が漂っていました。2枚目の写真の左側にある謎のピラミッド。
これ実はバターです笑。何だろうと思って触ってみてバターってことに気づきました。(素人丸出し)こんなおしゃれなバター初めてみました。
メニューはこんな感じ。日本語メニューはありませんでした。
スープに前菜、盛り付けが良い感じです。どれもおいしかったのですが、個人的にはロブスターのビスクがヒットでした。
メインディッシュその1、ロブスター。
このロブスター、何とスタッフの方が目の前で調理してくれます。付け合わせをニンニクで炒めて、ロブスター投入後、生クリーム+チーズでとろーりと仕上げ。
たまたま写真がぶれてますが、このスタッフさん、かなりのイケメンで妻が始終イケメンイケメン言うてました。(妻曰く『このレストランは絶対顔採用しとる』とのこと。今思うと確かにイケメン勢ぞろいやった気がします)
ソースに埋もれてロブスター感が無くなってますが、ロブスターはぷりぷり、ソースも濃厚で本当においしかったです。
メインディッシュその2。シャトーブリアン。
こちらも先ほどのスタッフさんが目の前で切り分けてくれます。肉厚&ジューシーでこちらも美味でした。あぁ幸せ。
デザートはクレープとスフレ。クレープは例のイケメンが目の前で仕上げてくれました。50ドルのカバーチャージを取るだけあって、ムラーノはかなりのクオリティの高さでした。
今回は109ドル(実際は割引が効いて99ドル)の「スペシャリティレストラン3回分パッケージ」を使って3つのスペシャリティレストランを利用しましたが、聞くところによるとムラーノを3回選択する方もいるそうです。
この場合、純粋に50ドル×3=150ドルが109ドルになってお得というだけでなく、このクオリティであれば全てムラーノに行くのも納得な気がします。スペシャリティレストラン、行って良かったです。
本日のショー「Broken Strings」
ムラーノでの食事を堪能した後はそのままシアターでショーを鑑賞。セレブリティソルスティスの劇団員の方々によるショーでした。(船の中に劇団があるってすごいですね)
毎日異なるショーをやっているので見るほうも飽きがなく、十分楽しめます。
おわりに
パインズ島にミステリーアイランド、そしてリフー島。ビーチでのんびり系の寄港地はこれでおしまいです。
次回予告(乗船7日目:ヌーメア@ニューカレドニア)
乗船7日目は今回のクルーズの最後の寄港地、ニューカレドニアの首都「ヌーメア」に寄港します。
ヌーメアは今回のクルーズで初のドック形式(=テンダーボートではなく船から直接出入りするパターン)となります。実は今回の旅行の一番の目的が「ヌーメアに行くこと」だったのでそのあたりエピソードや市街地観光について書いていきます。(次の記事はこちらからどうぞ)
最後までお読みいただきありがとうございました。
クマゴロでした。
他のクルーズ体験記はこちらから