セレブリティソルスティスで巡る南太平洋クルーズ⑧〜乗船7日目:ヌメア〜
どうも、クマゴロです。
のんびりと更新している南太平洋クルーズ体験記。今回は乗船7日目、このクルーズで最後の寄港地となる「ヌーメア(ヌメア)」について書いていきます。
どうか最後までお付き合いくださいませ。前回の記事はこちらからどうぞ。
ヌーメア(ヌメア)の場所
ヌメアはフランス領ニューカレドニアの首都です。数ある島々の中で一番大きな「グランドテール(Grande Terre)島」の南部に位置しています。
海外から旅行でニューカレドニアに来る場合、ヌメアから50kmほど離れたトントゥータという場所にあるヌメア国際空港(ヌーメア=ラ・トントゥータ国際空港)が玄関口となります。
日本では関空と成田からエアカラン(Aircalin)による直行便が出ています。(所要時間9時間前後)
ヌーメアは今回のクルーズ旅行の中では発着地のシドニーを除くと最大の都市ということもあり、テンダーボートではなく船から直接上陸することができました。
部屋から1枚。目の前に市街地が広がっています。
ヌーメア上陸準備
観光バスの乗り放題チケット購入
朝食後DECK14にて「バスのチケット欲しい人はこちら」的なアナウンスがあり、クマゴロ家も人の流れに便乗してチケットを買うことにしました。
お値段は1人15ドル(USD)。
このチケットがあればヌーメア市内の主要スポット(9ヵ所くらい)を乗り降り自由で移動することができます。色々調べるともっと安く移動できる手段があるのかもしれませんが、船内で手配するのが最も楽なので効率を優先させました。
チケットを買うと防水性のリストバンド(というか紙テープ?)をくれるのでそれを腕に付けてからバスの運ちゃんに見せると乗り降りさせてくれる仕組みです。ちなみにバスは高速バスのような大型のもの(全員着席型+エアコン有)でした。
(このあたりの写真は撮り忘れてしまいました。不覚…。)
ヌメアでやりたかったこと
実はヌメアでの観光が今回のクルーズ旅行の一番の目的でした。ヌメアでやりたかったことは以下の3つ。(詳細は後述)
- 目的①:セントジョセフ大聖堂に行く
- 目的②:ル・メリディアン・ヌメアのリリアルチャペルに行く
- 目的③:花びらジェラートを食べる
事前にちゃんと場所は調べていなかったものの、結果的に全てバスの停留所から徒歩で行くことができました。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが上記地図の中で、
・上部の「Havannah」辺り:ヌメア朝市
・上部のMONUMENTS AUX~辺り:セントジョセフ大聖堂
・下部の「アンス・ヴァタ」辺り:バスで行ける最南端の場所
・下部の赤丸部分:ル・メリディアン・ヌメア
ざっくりこんな位置関係になっています。(バスは船の停泊場所を起点に反時計回りで各停留所を巡ってくれます)
ヌメア観光ダイジェスト
ヌメア観光その1:ヌメア朝市
下船後、さっそくバスに乗って移動開始です。船を出る際にはクルーズカードのチェックがあるので忘れずに持ち歩きます。
まず最初に「ヌメアの朝市」に行ってみることにしました。
ヌメア朝市 Noumea Morning Market - トリップアドバイザー
バスに乗って5分も経たないうちに到着です。
野菜に果物、パンに魚介類と食生活に必要なものは一通りそろってました。建屋の外にはテント張りの出店もあり、そちらでは工芸品などが売られていました。
ヌメア観光その2:アモリーノで花びらジェラート堪能
バスのルート的にセントジョセフ大聖堂は帰り道に寄れそうだったので「とりあえず(ル・メリディアン・ヌメアがある)南側に移動してみよう」ということで朝市から再びバスで移動。
朝市から南側に15分ほど移動したところのル・パシフィックホテル近く?の停留所で降りました。
適当に周辺を歩いていると、偶然にも妻が事前に「行ってみたい」と言っていたお店が見つかりました。
お店の名前は「アモリーノ」。噂の(?)花びらジェラートが食べられるお店です。(花びらジェラートと適当に書いてますが私が勝手に言ってるだけで正式に何て言うかは分かりません。。。)
後で調べたところ、クマゴロ家が立ち寄ったのはヌメアで2つ目の店舗となる「アモリーノ アンスバタ店」だそう。1号店はもう少し北のほうにあるようです。
色々なフレーバーがありました。15種類くらいあったように思います。
花びらタイプ以外にカップも選べるみたいです。せっかくなのでクマゴロ家は花びらタイプを注文。
食べたいフレーバーを伝えると良い感じに仕上げてくれます。
こんな感じに作ってくれました。バラの花をイメージしてるのでしょうか。マンゴーにカシスにバニラ、どれも濃厚だけどさっぱりもしてて美味でした。いわゆる「SNS映えする」ってやつですね。
店内も全体的に落ち着いた雰囲気でゆっくりできました。
クマゴロ家が来た時、実は開店10分前くらいだったのですが、店員のお兄さん(イケメン)は快く対応してくれました。人気店のようなので早めに行くのが良いかもしれません。(帰る時にのぞくと結構混んでました)
ヌメア観光その3:ル・メリディアン・ヌメアのリリアルチャペル見学
ジェラートを食べ終えそのまま徒歩でル・メリディアン・ヌメア(ホテル)に行くことに。紙の地図を見ながらそんなに遠くないだろうと思ってましたが、なんだかんだで徒歩20分くらい歩きました。
ル メリディアン ヌメア (Le Meridien Noumea)- トリップアドバイザー
無事到着。
このホテルに併設されている「リリアルチャペル」というチャペルを見るためにはるばるやってきました。
フロントの方に「宿泊客ではないがチャペルを見させてほしい」とお願いすると二つ返事でOKしてくれました。
これがリリアルチャペルです。全体がガラス張りで奥には海が広がってます。
全体的にこじんまりとしています。
このチャペル、実はクマゴロ家が結婚式を挙げ"ようとした"場所なんです。実際は挙げてません笑。
数年前、もともとここで式を挙げるべく準備を進めてたのですが色々とあってル・メリディアンでの挙式を見送ることになり、結局来ることはありませんでした。(別の機会に日本で式を挙げました)
ル・メリディアンでの挙式を諦め、ひょんなきっかけでクルーズ旅行に目覚めて色々調べるうちに「ニューカレドニアに行くクルーズがある」ということを知り、結果的に今回の旅行と相成りました。
当時のことを思い出しながらチャペルの傍で写真撮ってやニヤニヤして…チャペル見学の相談をしてみて本当に良かったです。猛暑の中歩いてきた甲斐がありました。(フロントの方の優しさに感謝)
ちなみに完全に余談ですがこのル・メリディアン・ヌメア、SPG(=スターウッド・プリファード・ゲスト)系列のブランドで「カテゴリー4」のホテルになります。
(ル・メリディアンのホームページより)
マイラー御用達の「SPGアメックス」をお持ちの方はその特典の力で無料ないしお得な料金で泊まれます。
ヌメア観光その4:セントジョセフ大聖堂
ル・メリディアン・ヌメアでのチャペル見学を終え、再びバスに乗って今度は「セントジョセフ大聖堂」までやってきました。
Cathedrale St Joseph de Noumea - トリップアドバイザー
近くで見ると結構な大きさです。
日本語の案内板もありました。
先ほどのリリアルチャペルがクマゴロ家が挙式をしようとした場所だったのに対して、この大聖堂は「30数年前に妻のご両親が挙式をした場所」です。
「ヌメアで挙式してご両親に(約30年前に来たヌメアに)もう一度来てもらいたい」という想いがあって先ほどのル・メリディアン・ヌメアで式を挙げようという話が出てきた次第です。
今では当たり前のように飛行機で行き来できますが、当時はニューカレドニアに飛行機が着陸しただけで機内が拍手喝采だったとのこと。
諸般の事情でヌメアでの挙式やご両親と一緒に旅することは叶いませんでしたが、こうやって思い出めぐりができて、良かったです。
ヌメア観光その5:買い物
無事目的も達成できたところで、あとは適当に街中をぶらぶらしました。
ショッピングモールをぶらついたり、スーパーで適当にお土産を買ってヌメア観光終了です。
ところどころにこのような日本語のフリーペーパーがあり、お店の情報や地図など色々な情報載っていて重宝しました。
船内にて
近くのバス乗り場に行くと今まで乗ってきた観光用のバスとは別に船に戻る用のシャトルバスがあったのでそれに乗って船に戻りました。
昼食@オーシャンビューカフェ
遅めの昼食はいつものオーシャンビューカフェにて。炭酸が身にしみます。
本日のショー「ダニエル・マラーリの歌謡ショー」
本日のショーはダニエル・マラーリ(Daniel Mallari)氏による歌謡&トークショーでした。この日は夕食前に観に行きました。
セレブリティソルスティス内の劇団員によるショー以外にこんな感じで色んな人が入れ替わりで来てくれるのは観るほうとしてはありがたいです。
夕食@ブルー
3日連続のスペシャリティレストランを経て久しぶりのブルーでの食事です。前日のムラーノが良すぎたこともあり、多少物足りなさを感じたものの、安定のおいしさでした。
そんなこんなでヌメアでの1日はこれでおしまいです。
おわりに
やりたかったことを一通り達成できて充実した1日となりました。最後の寄港地観光も終わり、あとはシドニーに向けて2日間移動するのみです。
次回は2日間の終日航海日(乗船8日目、9日目)の出来事をまとめて書く予定です。(次の記事はこちらからどうぞ)
最後までお読みいただきありがとうございました。
クマゴロでした。
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